「新型コロナウィルスワクチン」が何故日本にできないか
シロアリの正体
私はソフトバンクのビジネスモデルに懐疑的なので、LINEは使っていない。専門的な知識があるわけではないが、納得できないことがらが多かったからだ。
「+メッセージ」を使っているが、Androidのメッセージアプリでサードパーティ(MVNO)のアプリは非対応である。
MVNO:Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)
「+メッセージ」は、RCS(リッチコミュニケーションサービス・
Rich Communication Services)といわれるサービスで、LINEの代替になる可能性もあったはずだ。
リッチコミュニケーションサービス
▼以下、引用文のアンダーラインは私が加えたものである。
LINEの情報管理問題が示した課題、LINE“だけ”に頼るDXで良いのか
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/1313426.html
キャリアメールのマイグレーション(移行・移転)先としては、本来+メッセージのような存在が重要だ。MVNOの公正競争にも必要である。だが、LINEに比べ利用が伸びないことが、結果的にその可能性を矮小化させてしまった。
LINEの個人情報問題と決済・データビジネスへの影響
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/suzukij/1314713.html
個人的意見でいえば、データが国外にあったという事実よりも、企業のガバナンスに対する不安を抱いており、これは例えば「国外でなくても、社内の人間の情報アクセスがきちんと管理されていなければ情報は漏洩する」という部分に由来する。
LINEがまだスタートアップ的な企業として活動していた間は問題なかったことも、プラットフォームが拡大してやがて行政サービスにも使われるようなインフラとなったとき、同じ立ち位置ではいられない。ユーザーの意識としてはもちろん「情報はつねに漏れる可能性がある」ということを念頭に置いておいてほしいが、他方でサービス提供者側はインフラの意義について改めて考えてみる機会かもしれない。
▲以上、引用終わり
LINEの個人情報問題、本当の“問題”はどこにあったのか
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2103/24/news085.html
LINE騒動の顛末をみるにつけ、日本及び日本人(私たち)の劣化を痛切に感じる。私は、早くからCocoa(アンドロイド版接触アプリ)を使い感染のチェックをしていたが、不具合のため作動していなかったという。2021.2.3に、2020.9月のアップデートが原因であることが外部からの指摘を受けて分かったというお粗末さだ。
あほらしくなって削除したが、そもそもCocoaは利用者がLINEくらいにならないと意味がない。
2021.3.26産経新聞東京朝刊・オピニオンに、「日本の科学力が高い」は幻想だ のタイトルで、がん研がんプレシジョン医療研究センター所長 中村祐輔氏の論説が掲載された。
医薬品の貿易赤字は、20年間で10倍に膨れ上がっている事を指摘した上で、日本国内でコロナワクチンが開発できていない重要な理由を二つ指摘している。
以下、▼概要始まり
①2001年の米国での炭疽菌テロ以降、ウィルスや細菌などの病原体テロを想定したワクチンを含めた研究や対策が欧米諸国で進められている。今や、ウィルスや細菌の遺伝子改変は技術的に容易なので、バイオテロ対策は国として不可欠である。
②日本ではファイザー社とビオンテック社が開発したmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの接種が行われている。mRNAをワクチンとして使う基盤技術は、ビオンテック社のネオアンチゲン療法という新しいタイプのがん免疫療法のために開発されたものである。
日本では「免疫療法は怪しい」という固定観念にとらわれて、科学的思考に欠ける人たちが科学の進歩を妨げている。将来を見通せる目利きがいない日本で革新的治療法が生まれるはずもない。
以上、▲概要終わり
免疫療法 もっと詳しく知りたい人へ
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy/immu02.html
周知のように、インターネットも「ARPANET(アーパネット)」という1960年代後半に開発された軍事技術が起源となっているのだ。グロテスクな「憲法9条崇拝」が蔓延り、将来を見通せる目利きがいない日本では得体の知れないLINEが普及している。
間違いなく、ハイブリッド戦略の敗者になるだろう。
参考:R3.3.30追加
5-アミノレブリン酸(5-ALA)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)原因ウイルスの感染抑制が判明 ~今後の治療薬候補として期待~
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/science/science225.html