未来につながりますように
左の三角の山は興居島の小富士
- 令和4年6月11日
- 鰐の口
- プリンストン大学のクリストファー・シムズ教授は、金融政策が効かない理由を「物価水準の財政理論」で説明している。
金融緩和は有効であるが、より強い効果を出すためには「財政拡大」と組み合わす必要を主張する。財政拡大とは減税及び公共投資等だが、日本は消費税増税と緊縮財政という真逆の政策を実施している。
- 令和4年5月28日
- アメリカはいかにして日本を追い詰めたのか(6-6)
- トゥキディデスは、古代アテネが国家防衛のモチベーションにしたのは「恐怖、誇り、国益」の三つだといったが、現代の国際政治では「軍事力、国益」の二つである。戦後の日本では「軍事力」すら忌避されるが、戦前の日本では「軍事力、国益」に「誇り」が加わる。それが、私たちの国の歴史である。
- 令和4年4月23日
- ロシアは悪い国か
- 昨今喧伝されている「地球温暖化論争」(左派に多いと思うが)の視点に立てば、石油・天然ガスの輸出を国力の基盤とするロシアは地球温暖化を推進する悪い国であり、ロシアを潰すことに正当性があるということだろう。
- 令和4年4月2日
- ルーズベルトの開戦責任(6-5)
- 1945.2.4から2.11にかけて、黒海を望むヤルタ近郊にあるリヴァディア宮殿でソ連の参戦と国際連合の設立が協議され、戦後体制が確立した。超大国の勢力圏が決まり、ヤルタ体制の下で、敗戦国の日本では軍国主義悪玉論が敷衍し、観念的平和論が席巻していく。
- 令和4年3月19日
- 裏口からの参戦(6-4)
- リットン調査団も共産主義の拡散を懸念するようになっていた。1931年秋には、福建、江西及び広東の一部はソビエト化していた。日本はリットン調査団に、共産主義の危険性と中国政府の統制力の欠如を訴えた。
- 令和4年3月4日
- 温暖化はイデオロギー?
- 「ヒートアイランド現象」は構造物や廃熱を要因とする都市化による地域的な温暖化だが、「地球温暖化」は二酸化炭素等の温室効果ガスによる地球規模の温暖化である。
- 和4年2月5日
- 裏切られた自由(6-3)
- 1930年後のアメリカは、ニューディール政策によってリベラリズムが変質していった。集産主義的になり、強制と政治権力の集中が促進されていった。ニューディール型リベラリズムの台頭である。
- 令和4年1月22日
- 日米戦争はなぜ起きたのか(6-2)
- 当時の主役の一人スティムソン陸軍長官の一九四一年十一月二十五日の自身の日記には以下のように記している。
問題は、いかにしてわが国に甚大な危険を招くことなく、日本が最初に発砲するような状況に導くかということだった。
- 令和4年1月4日
- あり得ないことが起きる時代(6-1)
- 新型コロナウィルスの蔓延によって、マスクが不足し、一方中国はマスク外交により圧力をかけた。これこそが正に「超限戦」であろう。
- 令和3年12月4日
- 蔑ろにされた下部構造
- 欧州では、保守派が「財政赤字をなんとかしろ」といい、左派は「けち臭いことを言ってないで、政府は財政出動をして俺たちのためにお金を使え」という構図である。
- 令和3年11月27日
- 戦略守勢
- 日本には、「日中友好議連」という「友好」の二文字が特別に加えられ中国側から期待されている集団がある。
- 令和3年11月2日
- ワニの口の内側
- 属国(client state)の居心地良さを受け入れてきた歴代の政権も、国民も、「まあ大丈夫だろう」と将来の危機に備えることなく見て見ないふりをしてきた。
- 令和3年10月30日
- ワニの口
- 日本は何が必要で、何を切り捨てるべきかの選択を誤り、日本人は平衡を失ったようだ。
- 令和3年10月11日
- グループシンク(集団浅慮)
- 日本人の体たらくは、日米戦争を戦った世代が共有していた「帰属意識」を失ったからだ。
- 令和3年10月2日
- 政治家と国民国家
- WHOは情報が無ければ判断出来ないのだ。そのことの是非を検証し、武漢ウィルスにかかる損害賠償も考えるべきだろう。
- 令和3年9月25日
- 第三の戦後
- 勝者への復讐心を取り除くためには、勝者は敗者に対して寛大だという印象を与え、思想改造を強制する場合も、それが勝者による強制だという印象を薄めて敗戦国国民の自発的な自己批判の形をとらせるのがよい。この精神的武装解除がかつてなかったほど巧妙に実施された典型的な例が日本の戦後であると思う。/「敗者の戦後」入江孝則著 文春学芸ライブラリー
- 令和3年9月20日
- 氾濫する情報
- 商品やサービスだけならまだしも、国の安全保障という根幹まで汚染されては、最早、なすすべはない。
- 令和3年9月11日
- 米軍のアフガン撤退
- 自衛隊は、国内法では行政機関の一つでしかない。その自衛隊に全てを押し付け、国民は「平和」を願うだけでよいのか。
- 令和3年9月4日
- パンデミック
- テレビが無用の長物にならないように、電波オークションを導入する時期にきているのではないか。
- 令和3年8月28日
- 新型コロナウィルス動向
- 簡潔に言えば、新型コロナはより広まりやすく、より死ににくい病気になりつつある。
- 令和3年8月23日
- 地球温暖化
- 最近の研究者は、何か気候変動に引っかけたことを言わない限り、研究費を稼ぎにくくなっていますね。
- 令和3年7月24日
- スマホとドーパミン
- スマホは確かに便利だが、度を越した利用は必ず弊害が伴うことを肝に銘じておこう。
- 令和3年7月21日
- 流動性の罠
- 日本から大量にお金が漏れていて、それが海外で利用されている。
- 令和3年7月3日
- 属国の悲哀
- 年金財源は消費税(間接税)と全く関係がないものだ 。しかし、この決断によって、日本は再生の機会を放棄したまま「パンデミック」を迎えたのである。
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