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雑木の黄葉・紅葉

岩黒山・手箱山

 以下、2005.10.16の記録から

👆早朝のダケカンバ林

















👆ベニドウダン



👆ナナカマド



👆アケボノツツジ



👆ブナ



👆ヤマシグレ



👆コメツツジ(山頂付近、僅かに赤みを帯びている)



👆オオカメノキ



👆コメツツジ



👆コメツツジ



👆キツリフネ



👆コメツツジ



👆シコクフウロ



👆リンドウ



👆アサマリンドウ



👆シコクブシ


「再生されるブナ林の黄葉2-1」と「黄葉するブナ2-2」

👆2-1



👆2-2

 ブナの寿命は長く、最高400年くらいという長い年月をかけて再生されます。ブナは何回か大量に実をつけますが、通常林床はササで覆われているので稚樹が生育する環境ではありません。

 しかし、ササは数10年から100年に一度開花結実し、枯死する特性があります。この間にブナの稚樹が成育し、写真(2-1)のようなブナ林に成長します。その中でも一部は台風等で折れたり枯れたりして、やがて数本が生き残り写真2-2のような大木になります。
 この大木も長い年月で枯れてしまうと、こんどは光がさしこむ場所(ギャップ)ができて、やがて稚樹が成長しブナ林が再生されます。


👆黄葉のダケカンバ(岳樺、カバノキ科)

 ダケカンバは樹高30メートルにもなりますが、亜高山帯のものは写真のような低木になることがあります。樹皮が赤褐色なのでシラカンバと区別しています。
 石鎚山系のダケカンバは、葉の基部が浅くへこんでいるため変種のアカカンバ゙といわれます。石鎚山系では、1965年~1966にササが枯渇したあとダケカンバが侵入し、このようなダケカンバ林ができました。
 とはいえ、ブナ林のようなササとの共生は難しくやがて枯死するようです。

 ダケカンバ林は、面河登山道の愛大小屋周辺、岩黒山北面そして手箱山山頂近く等で見ることが出来ます。



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