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税理士・社会保険労務士
青山税理士事務所
  

仕組まれたシステム

不思議な敗北

 そして今、水曜日の正午に新政権に権力を譲る準備をしている中、我々が始めた運動はまだ始まったばかりであることを知ってほしい。 このようなものはかつてなかった。 政府は国民に奉仕しなければならないという信念は衰えることなく、日ごとに強さを増すのだ。
 1/20 アンドルーズ空軍基地にて

 上記はトランプ氏の最後のメッセージの後段の一部である。トランプ氏の支持基盤は非富裕層だといわれているように、庶民に夢を与えた大統領だった。

 コロナで鮮明になった中国の脅威 「制御する態勢が必要」エマニュエル・トッド氏が指摘〈AERA〉
 https://news.yahoo.co.jp/articles/521c7305bc28cd3caa24e1a6bed7a753e77fefb6?page=1

 
米国社会を分断し解体する脅威はどこにあるか。それは自らを少数者(マイノリティー)たちの政党と定義する民主党の政治の中に見ることができます。
 そこで示されているのは、高学歴で高収入の寡頭支配層の人たち、高等教育は受けたけれど貧しい白人の若者たち、そして黒人、ヒスパニック系、アジア系の大集団などが集まった米国です。これでは統合された社会像になっていません。


 私は、11/3の大統領選挙後の選挙結果の動向に注目していた。あまりにも多い桁違いの不正選挙の実態を見せつけられ、なぜ、何事もなかったかのように物事が進んでいくのか不思議で仕方がなかった。連邦議会議事堂の暴動にしても、特定の過激集団による行為がメディアによって、トランプ支持者の悪行になっていくのを目の当たりにして薄気味悪くなった。

 下記は伊藤貫氏の意見のメモを参考にして、私見を交えて纏めている。聞き間違い等があることも了解していただきたい。

 【Front Japan 桜】トランプ退陣、世界は何を失ったか? - 伊藤貫氏に聞く[桜R3/1/21]
 https://www.youtube.com/watch?v=u9nKYItOqj8&t=3493s

 エマニュエル・トッド氏がいうように、寡頭支配層によって分断されたアメリカの実態が今回の大統領選挙に表われた。端的に言えばDSの存在である。
 (DSについては、日本の鏡・アメリカ の中段以降に私見の記載あり)

 伊藤氏はユーモアを交えて、トランプ氏の意図しない功績のように言っているが、ひたすら、合衆国国民の幸せを考えていた大統領だった。
 トランプ氏の業績として以下の六つを指摘している。従来の大統領と異なり、成功した実業家であり、DSに操られることがなかったことで成し得たと言えるだろう。

 ① アメリカの、外交、経済、及び戦争・政策を支配しているDSだということをあぶり出した。「ロシアゲート」では、トランプ氏を攻撃するため、火のないところに煙をたてた。そして今回、圧倒的な勝利だったトランプ氏を不正選挙で引きずり下ろした。

 ② アメリカのマスメディアがいかにウソをつくかということを、国民が認識するようになった。世論調査においてもマスコミを信用する割合は、民主党員で60%、共和党では10%であるという。

 ③ グーグル、Twitter、FB及びアマゾン等の報道規制等(アカウント停止等)は、言論の自由を侵し個人の権利を土足で踏みにじった行為に等しい。このような行為は国家の独立すら危うくする。今後は、言論統制を回避するためマーケットシェアを30%くらいに制限すべきだろう。また、寡占化を回避するため企業の投資も制限すべきだ。日本でも早急に実施すべきである。

 ④ 共和党は「もぬけの殻」だった。明らかに多数の犯罪行為が確認できたにも拘らず、共和党のエスタブリッシュメントはソッポを向いた。「ロシア疑惑」に続き。今回も同じ対応をした。あまりにも、無責任で臆病な共和党の正体が明らかになった(民主党は既にDSの操り人形である)。
 ニューヨークポストが報じた「バイデン親子のスキャンダル」も闇に葬った。

 尚、1/6の連邦議会でペンス副大統領は、次の三つの選択について独占的な選択権があった。
 A 激戦州の選挙結果の不採用⇒不正が横行した激戦州の選挙結果は無効になり、トランプ氏が勝利する。
 B 州議会に差し戻し、あらためて選挙人団を選定する⇒確定時まで結果保留(テッド・クルーズ上院議員の意見)
 C そのまま選挙結果を採用する(不正を無視・不正のやりたい放題)⇒バイデン氏勝利

 支持者が期待した順位はA>B>Cであり、有り余る不正を見せつけられているので、当然Aを選択するものと思っていた。しかし、ペンス副大統領はCを選択してバイデン氏勝利が確定した。

 「ロシア疑惑」の時にも、上院共和党の10%が、下院共和党の40%がおかしいと思っていた。この重大な局面で、③を選択したことで共和党の無責任で臆病な体質を曝け出した。

 ⑤ 1972年以降、キッシンジャーとニクソンによって米中関係が構築されてきた。民主党はDSに支配されているため、日本の二階氏によって対中関係が決まってしまうように、アメリカでも1972年以降の対中関係はDSによって維持されていた。しかし、利害を持たないトランプ氏は、国民の利益を損ねる対中関係を壊してしまった。今後は、バイデン氏によって、キッシンジャーとニクソン体制に戻るだろう。

 ⑥ The System is rigget(システムは仕組まれている)
 今回の選挙の経過を見てきた者なら、「システムは仕組まれている」と言われれば得心するだろう。アメリカの外交、経済、及び戦争・政策は、「The System is rigget」なのである。トランプ氏は、このタブーに抗った。

 選挙運動で空港に2~3万人以上集める候補者が、せいぜい20~30人しか集まらない(ソーシャルディスタンスを逆手にとっているけれど)候補者に、圧倒的大差で負けるはずがないことは衆目の一致するところであろう。

 しかし、予め仕組まれていたバイデン氏が勝ち、クリントン氏やオバマ氏のような大統領が生まれた。
 日本の鏡・アメリカ-2の末尾で指摘したように、日本も早急にスパイ防止法等を整備して、自主防衛を確立させ核を保有する現実の路線を確立させないといけない。

 10年後チャイナの経済力はアメリカを凌駕する。その時、米軍が駐留している保証はない。チャイナの属国になって喜ぶのは、日本でもごく少数の人たちである。

 バイデン大統領で日本は最悪事態も|島田洋一
 https://hanada-plus.jp/articles/603
 
バイデン自身、2007年に出した回顧録に、自分は次のような批判に晒されてきたと記している。
 ・しゃべり過ぎる。
 ・論理でなく感情に動かされる。
 ・汗をかいて結果を出す姿勢に乏しい。  
 あるベテラン記者は、以上を「ジュージューと焼き音はするがステーキが出てこない」と端的に総括している。

 カマラ・ハリスに同様の芸当ができるだろうか。むしろ満面の笑みで抱きつきに行くなど、相手のペースにはまりかねない。「バイデンは生きていても死んでも問題」という言葉がある。もともと理念や決断力、集中力を欠き(だから失言が多い)、高齢で認知症も懸念されるバイデンが大統領の座に留まっても不安だし、死亡ないし職務遂行不能に陥って、「カメレオン左翼」(極左とリベラル派の間を揺れ動くためこう呼ばれる)ハリスがあとを継いでも、同等以上に不安という意味である。

 


 


 


 


 ラトクリフ国家情報長官は、CIA、FBI等を統する閣僚級の高官である。この重要なレポートの公表が出来なかった。
 




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