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税理士・社会保険労務士
青山税理士事務所
  

終わりの始まりなのか



「一矢を報ゆ」、束となれ

 テレビと日刊紙を利用しないため、twitterや Facebookが情報を得る手段になっている。
 下記は、フォローしているFacebookにコメントしたものである。
 
◆Facebookの梗概
 
私のコメント

 
◆H28.9.24‖昨今の日本人の国家意識の喪失を見ると、もう日本は駄目かもしれないと思う。
 
だれもが漠然と持つ意識を、具体的に認識させていただきありがとうございます。全く、同感です。
 「伝統」とは先人の叡知の結晶であり、「伝統」を紡ぐものを歴史であるとすれば、私たちは戦前と戦後の歴史を断たれた民族といえます。
 とはいえ、左翼思想は断絶することなく、GHQやグローバリズム等によって補強され、止揚して観念の鎧を纏いました。この鎧は、リアリズム(例えば外からの力、謀略)には極めて脆いものです。私たちは観念の鎧に縋り、あるいは縋らさている哀れな民族といえます。
 しかし、いつでもどこでもあらゆる情報を取捨選択できる時代であるからして、誰もが「伝統」に接続できるはずです。「伝統」に接続された精神では、自ずと衡平は保たれ、民族が生き延びるための「よすが」を手繰り寄せることができると思っています。それが、強靭な糸に紡がれることを願っています。

 
◆H28.9.28‖敗戦によって日本はすっかり変わって、脆弱な国になってしまった。日独伊三国同盟も一方的に批判するのは間違っている。
 
御意!20世紀前半の帝国主義時代に、遅れて参画したのが日独伊の三国だった。世界恐慌、金本位制によるデフレ不況及びその後の先発帝国主義国家によるブロック経済(アウタルキー)という当時の世界の概観からみれば、寧ろ三国同盟は遅すぎたといえる。
 重量戦艦を揃え、長年温めてきた漸減邀撃作戦を放擲して、何故ノコノコ太平洋まで出張ったのか。東ではなく西に何故目を向けなかったのか。
 インド洋の制海権を制圧すれば、中東のイギリスはドイツとの挟撃で壊滅しただろうし、石油の確保もできた。であるからして、アメリカの参戦も違う展開になったかもしれない。
 このような世界的な戦略を構築していた仲小路彰や、石原莞爾のような天才的戦略家を疎外して、軍事予算に群がる小粒な軍務官僚が日本を破滅に導いたといえる。同時に、尾崎秀實等共産主義者の謀略に国民と軍務官僚が踊らされたことも特筆すべきだろう。
 戦後は「敗戦」ではなく、「終戦」といい換え、国民自らが戦前と戦後も分断してしまった。大東亜戦争の戦略的総括すら忘却して、善悪二元論なる稚拙な思考が人口に膾炙した。
 おかげさまで、国民は善意の第三者になることができて、多数の平和ボケを生んだといえる。

 ◆H28.10.4‖GHQの洗脳に、まんまと嵌ってしまい、国家を批判することが知性であると思ってしまった。日本人の潔さは敗戦を素直に反省し、一つでも過ちがあればすべての責任を受け入れ、そして、GHQの洗脳に対しても調和的に対応した。日本人の優しさは、マスメディアに巣くう左翼文化人の自虐史観を受け入れた。
 
私たちは敗戦を、あまりにも素直に受け入れてしまったからではないでしょうか。マニフェスト・デスティニー(明白なる使命)は、インディアンを虐殺し、西海岸に辿り着いても充足されませんでした。
 太平洋を見据えたアルフレッド・マハンによる海軍戦略や、オレンジ計画、ワシントン軍縮会議等とアメリカは海軍の急速な強化を経て、日米戦争に至ります。背景には、黄禍論(イエロー・ペリル)もあったでしょう。
 「だから、日米戦争は避けられなかった」と思ってしまえば、それこそ、敗戦を素直に受け入れることになるのではないでしょうか。

 310万人の戦没者の勇気と無念を、一人一人が「我がこと、知己のこと」として感じれば、何故負けたかを考えるはずです。
 確かに日本人は、潔く、潔癖で、調和的で、感情の民族だと思います。しかし、仲小路彰や石原莞爾のような天才的な戦略家もいたのです。

 今日の日本の惨状は、プラグマティズムを忘れて、敗因を等閑した観念の遊戯に惑わされているのです。それもこれも、当事者意識の欠落にあるのではないでしょうか。
 事象は異なりますが現在には、本質において戦前との奇妙な符合を感じるのです。

 ◆H28.10.6‖核家族化が進み、女性が表に出てくることが多くなり、離婚も増えた。家父長的な秩序が崩れ、国全体がバラバラになってきた。
 
三島由紀夫も「長幼の序」が無用のものになったといっている。ヘタクソながら、学生時代に運動部で「長幼の序」を経験している。先輩から未経験の事などを教わる、そこには先輩を敬う一定の秩序があり、今思えば懐かしい感慨である。
 農業社会では長年の経験によって、天候不順、豊作、凶作等の判断が法則となり、経験がものをいう社会だった。おのずと、「長幼の序」は守られ、老人を尊敬するようになった。しかし、農業社会が崩壊したなかで、「長幼の序」を主張することは難しい。

 私たちは戦争を禍々しいものとして忌避したために、銃火をくぐった先輩の経験を「無用のもの」とした。また、SNSに無縁の世代は疎まれ、「長幼の序」はさらに難しくなっている。

 西部邁氏は「伝統とは先人の叡知の結晶である」といったが、私たちは伝統によってのみ衡平を保てるのではなかろうか。「長幼の序」が失われた現代で、唯一の「よすが」は「精神を伝統に接続」することだと思う。とはいえ、これは至難のことと思う。

 「日本のこころ」の政治家の至誠が天に通じないように、「至誠にして動かざる者は、未だこれ有らざるなり」でなくなってしまった。「長幼の序」が無用になったことと、通底していると思う。

 「日本のこころ」の中野幹事長が、東京都知事選で犯した「勇み足」のように、「至誠」だけでは突破できない。戦略という実用的な思考があれば、東の「維新」になり得たかもしれない、という反省がなくてはいけない。

 プラグマティズム(実用主義)の思考が求められる。戦略という段階思考があれば、「理念」が伝統に直結することに気づくのではなかろうか。
 因みに戦略思考とは、理念があって、戦略があり、そのための手段があるという思考であり、戦略は理念に拘束され、戦術は戦略に拘束される。

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 そこかしこで国家危殆のシグナルが点滅していて、現実は「平和ボケ」ムードと裏腹な状況にある。悲憤慷慨している人々の声が届けばいいがと、日々気を揉んでいる。
 地方に暮らす無力な庶民にとっては、「声よ届け」と、気休めにメールを送信することくらいしかできない。

 H28.10.8、官邸にメール送信
●中国人対するビザ緩和
(1)商用目的等の者や文化人・知識人に対する数次ビザ
(2)個人観光客の沖縄・東北三県数次ビザ
(3)相当の高所得者に対する個人観光数次ビザ
 余りにも無防備すぎる。チャイナの国防動員法が発動された場合の対応は出来ているのだろうか。
 中国人対するビザ緩和を止めていただきたい。

●国家意識を失った官僚
 真珠湾における開戦通告の致命的な怠慢に始まり、昨年も70年談話、韓国との慰安婦合意と、外務省の国家意識の欠落は悲憤の極みに達する。
 外務省に振り回されないようにしていただきたい。

 財務省も、おろかな緊縮財政の呪縛に囚われていて、戦前の硬直的な軍務官僚が彷彿として甦る。
 ケインズの「アニマルスピリット」や、ソロス氏の「再帰性理論」のような実務の匂いが全く感じられない。
 徴税権を等閑していて、バランスシート(B/S)のセンスが全くない。中央銀行と政府との連結ベース(統合政府)で見るのが生の経済というものだろう。
 企業実務は、B/Sを基に長期計画を立てる。負債があれば資産がある。住宅ローンでマイホームを取得して、「借金が年収の5倍になった、大変だ」というバカはいない。
 継続的な財政出動をしていただきたい。

●尖閣について
 政府は尖閣に対する対応がおざなり過ぎる。寧ろ、「触らぬ神に祟りなし」という雰囲気すら感じてしまう。既に、取返しのつかない段階に来ているのではないか。
 「尖閣防衛と安全保障」に対する明確な意思表示を早急にしていただきたい。世界に対する日本の正当性と防衛行動の開陳であり、その後の行動(手段)に有効だろう。

 国家の防衛行動を非難する国民が多数を占めるようなら、日本は確実に滅ぶ。であるなら、今行動を起こすべきではないだろうか。おざなりのまま時機を逸して、切歯扼腕している国民を落胆させないでいただきたい。

 自衛隊の防衛計画では、防衛体制の準備期間は3か月だそうだが、これでいいはずはない。緊急事態基本法の成立が急務である

 尖閣に民間人を装った民兵が上陸しても、海上保安庁では対応できないだろう。先ず、日本側に行動を起こさせようとしているから、自衛隊も動けない。既に制服組とのすり合わせも終わっているだろうから、今こそ、政治の出番ではないか。

 とはいえ、自衛隊の出動環境を整えても「ポジティブリスト」ではなにもできない。手足を縛れた自衛隊は、空ではもっと悲惨な状況に追い込まれる。防衛の前線に立つ自衛隊に、世界の軍隊が持つ「ネガティブリスト」を早急に与えていただきたい。自衛隊の皆様の身になって、至急行動を起こしていただきたい。

 再度お願いする。政府は可及的速やかに、世界に対し、尖閣の具体的な現状を政府声明として公表していただきたい。
 今のままだと、自衛隊は手足を縛られたまま生命の危機にさらされることになる。



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